身に付けたい!「マッキンゼー流入社1年目 ロジカルシンキングの教科書」要約

本・マインド

こんにちは。たまごです。

本日は大嶋祥誉さんの著書「マッキンゼー流入社1年目 ロジカルシンキングの教科書」を要約していきます。

  • 考えが浅く直感で物事を考えてしまう
  • 説得力のある伝え方をしたい
  • 自分だけのアイディアを出したい

という方々のご参考になれば幸いです。

ロジカルシンキングとは?

結婚3年目のある夫婦の話です。

旦那さんは仕事でこのところ忙しく、帰りは大体深夜になってしまいます。ただ、結婚記念日が近づいている為、奥さんに何かプレゼントをしてあげようと考えています。そこで、「女性が喜ぶプレゼント」とネットで調べ、1位がネックレスなどのアクセサリーだと分かりました。また、以前奥さんは自分のスマホでネックレスを見ていたのを思い出し、ネットで調べた人気店のネックレスをプレゼントしました。

ところが、奥さんは嬉しいとはいうものの、どこか顔が曇っています。p11

どうしてでしょうか?

旦那さんは「女性が一番喜ぶプレゼントはアクセサリーだ(前提ルール)」→「奥さんもネットで見ていた(調査観察)」→「奥さんに結婚記念日のプレゼントでネックレスをあげよう(結論行動)」

という思考回路だったわけですが、そもそも全ての女性が一番喜ぶものはアクセサリーなのでしょうか?人によって違いますよね。

一見論理的に組み立てられていそうな思考回路でも、このように前提ルールを深く考えずに決めてしまうと、間違った結論を出してしまう事があります。

しかし、ロジカルシンキングを使う事で、間違った前提ルールにストップをかけ、自分だけの結論やアイディアを上手く伝える事ができます。

この本でいうマッキンゼー流ロジカルシンキングとは、クリティカルに考え(深い洞察による自分の考えをもち)、ロジカルに展開し(わかりやすく伝える)、相手に「いいね」と言ってもらう事です。

そして、ロジカルシンキングが出来ると、コミュニケーションが円滑に進み、いい人間関係が作れます。つまり、先ほどの例の奥さんの顔を曇らせることもありませんし、上司や同僚からも「それ、いいね」と認めてもらうことが出来ます。

ロジカルシンキングにシンキングに必要な3つのステップ

  1. 前提を自分で確認する(それは本当?)
  2. 深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)
  3. 自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)

では、1つずつ解説をしていきます。

ステップ1:前提を自分で確認する(それは本当?)

自分の「ひらめき」や「問題はこれだ」と思ったことに対して「それは本当?」と問いをかける事が最初のステップです。

自分の中でいいと思って相手に伝えても、そもそも課題の設定が間違っていたら意味がありません。

まずは前提となる問題に対して本当かどうか、自分でツッコミを入れながら問題の本質を捉えましょう。

これをクリティカルシンキング(思考)と言います。

クリティカルシンキングを行う上で、大切なのは目的意識を持つという事です。

例えば、こんなクレーム対応の話です。

宅配ピザチェーン店Bで「熱々焼きたてピザを30分以内にお届け」という売り文句にしていました。しかし、注文が多い時などは30分以上かかってしまいお客様からクレームが来てしまいました。p75

その対応としては、どのような事が考えられるでしょうか?

このお店では

  • デリバリー要員を増やす
  • 人気のピザは先に焼いて作り置きをしておく
  • 30分以上経ってしまった場合は次回のクーポン券を渡す

という対応をしましたが、クレームは止まらなかったそうです。

さて、ピザチェーン店の本来の「目的」はなんでしょうか?

本来、お客様が望んでいるのは「所要時間の短縮」ではなく「熱々焼きたてのピザを食べたい」という事です。そのため、ここでの前提となる問題は「いかにしてお客様に熱々焼きたてのピザを食べてもらうか」という事になります。

そしてその解決策として「30分以内でお届け→40分前後でお届けする」というオペレーションに変えたところクレームは減ったそうです。

「クレームを減らす」という目先の問題解決を目的にしてしまうと根本的には解決しません。

日々の業務でも一旦立ち止まり「それ、本当?」と自分にツッコミを入れることを習慣化しましょう。

ステップ2:深く根拠を調べて伝える(〜だからそうだよ)

自分の中で論理的に考える事ができたたとしても、それを分かりやすく伝える事が出来なければ意味がありません。

つまり説得力のない伝え方になってしまうのです。

しかし、いざ相手に伝えようと思っても「何から話せばいいのか」が分からず結局伝わらないということもあると思います。

では、どのような順番で話せば分かりやすく、説得力のある伝え方が出来るかですか、

  1. テーマ:なんの話をしているのか
  2. 結論:何が言いたいのか
  3. 根拠:なぜそう言えるのか
  4. 行動:それどどうする(どうして欲しい)のか

という順番で話す事で分かりやすく説得力のある伝え方が出来ます。

・伝わらない話し方p137

効率化するにはクラウドサービスが必要だと思います。D社のサービスはおすすめです。私は最近、個人的にも利用しています。

・伝わる話し方p137

制作部門で共通のクラウドサービスを導入するけんですが(テーマ)

D社のクラウドサービスが最適だと考えています。(結論)

無料大容量で使用でき、セキュリティも高く、バックアップなどの作業を効率化出来るからです。

OKがいただければ早速、導入準備を進めたいと考えています。(行動)

この二つの話し方を比べてみると、後者の方が分かりやすく、説得力もありますよね。

ステップ3:自分だけの深い意見を持つ(それ、いいね)

ここまで自分の中で前提を深く考え、根拠を持って相手に上手く伝える方法をお伝えしました。

最後は自分だけのアイディアを出し「それ、いいね」という反応をもらう方法についてです。

始めの夫婦の例では結論にオリジナリティがなく、合っているか分からない前提のもと結論を出してしまいました。

ここで必要だったのは、「奥さんはどうして欲しいのか」という前提確認と「その上で旦那さんはどうしたいのか」という独自発想です。

このように他と違う発想をする事で、周囲の反応も変わってきます。

著者のおすすめのアイディアの出し方がいくつかありましたが、その中でも私が面白いと感じたシックスハット法をお伝えします。

シックスハット法とは名前の通り、6種類の帽子を被って6パターンの思考をするというものです。

  1. 白『客観的思考』:数字やデータをもとに考える
  2. 赤『直感的思考』:感情や感覚をもとに考える
  3. 黒『否定的思考』:課題やリスクをもとに考える
  4. 黄『肯定的思考』:メリットをもとに考える
  5. 緑『創造的思考』:革新的な事やこれまでにないものをもとに考える
  6. 青『プロセス管理思考』:全体を俯瞰し、実現性をもとに考える

この方法を使って日本酒の販売を増やしたい酒屋さんの「どうすれば若者や女性に日本酒の魅力を知ってもらえるか」課題について考えていきます。p155

白『客観的思考』

  • 京都の酒蔵では日本酒の出荷量が30年ぶりに伸びている
  • 海外での日本酒人気が高まっている

赤『直感的思考』

  • 日本酒はお「おもてなし」の心が伝わる
  • 大吟醸などの日本酒は意外に飲みやすい

黒『否定的思考』

  • 若者のお酒離れが進んでいるので難しい
  • 日本酒には若々しいイメージがない

黄『肯定的思考』

  • 今の若者や女性には日本酒が逆に新鮮
  • 美肌効果などがあって、ほどほどなら体にもいい

緑『創造的思考』

  • 若者や女性も盛り上がるサッカーの国際試合を日本酒で応援するキャンペーンをやってみては?

青『プロセス管理思考』

  • 東京五輪に向けた「ニッポン応援日本酒」を各地域でつくる

これは一例ですが、実際の仕事にも活かす事が出来そうな方法だと感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私がこの本を読んだきっかけが、上司からもっと深く考えるよう注意されたり、中々伝えたいことを上手く伝える事が出来ないと感じていたからです。

そのため、とても勉強になりました。

皆さんは物事の本質を捉え、論理的に結論を出し分かりやすく伝えるが出来ていましたでしょうか?

今回はご紹介出来なかった部分もありますので、ご興味がある方は読んでみるといいかもしれません。

To be continued…

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